松岡茉優が『おはスタ』の「おはガール」としてレギュラー出演していた期間は、2008年4月から2010年3月までの2年間です。当時13歳から15歳の中学生だった彼女は、明るく天真爛漫な笑顔と抜群のリアクションで、朝の小学生たちやおはトモ(番組視聴者)を元気づける人気メンバーとして親しまれました。
当時の放送を振り返ると、左利きを活かした愛嬌のあるジェスチャーや、生放送特有のアクシデントにも物怖じせず笑顔でフォローを入れる姿が印象的でした。ちなみに「茉優」という名前は、1993年の大ヒットドラマ『高校教師』の熱心なファンだった両親が、ヒロイン・二宮繭(にのみや まゆ)から名付けたというエピソードが知られています。ドラマに由来する名前を持つ少女が、毎朝のテレビカメラの前で表現の基礎を学んでいたことは、運命的な巡り合わせを感じさせます。
同期メンバーには、伊藤梨沙子、田中愛里、小川真奈らが名を連ねており、ユニット活動やおもちゃの紹介、視聴者参加型コーナーなどで切磋琢磨しました。昔の画像や当時の映像記録を見返すと、屈託のないキュートな制服姿とともに、すでにカメラの向こうの相手へ真っ直ぐメッセージを届けようとする強い眼差しが確認できます。この2年間の生放送経験が、後にあらゆる現場で重宝される「空気を読む力」と「アドリブ対応力」の揺るぎない土台となりました。