ネット上には手軽さを謳うライフハックが溢れていますが、専門的・防災的見地から見ると危険な誤解が少なくありません。
代表的な誤解が「ホコリ防止にサランラップや新聞紙を直に敷く」という手法です。確かに掃除は楽になりますが、放熱板の上に密着してシートを被せると熱の逃げ場を完全に塞ぐことになり、機械トラブルの原因になります。ホコリ対策を行う場合は、天板から2〜3cm浮かせたカバーを取り付けるか、放熱口を避けて部分的に配置するのが鉄則です。
また、風水的な観点においても冷蔵庫の上収納は注目されます。風水では、冷蔵庫は「水」の気、電子レンジやトースターは「火」の気を持つとされ、「水と火の対立」が金運や家庭運を乱すと考えられています。どうしても冷蔵庫の上に電子レンジを置く場合は、間に木製のラックや一枚の天然木製ボードを挟むことで「木」の気が仲介役となり、運気のバランスを整える知恵として受け継がれています。
さらに見落とされがちなのが「突っ張り棚の耐震落とし穴」です。冷蔵庫の上に突っ張り棚を取り付ける際、冷蔵庫自体の天板に突っ張りを当ててしまうケースがあります。しかし、地震発生時に冷蔵庫本体が揺れると突っ張り棒が外れ、上に置いた家電ごと落下する危険があります。突っ張り棒は必ず「キッチンの床面・壁面」を支点とする自立型ラックを選ぶ必要があります。