ヒラマサとブリの違いを徹底解剖!見分け方から味・価格差の真相まで

ヒラマサとブリの違いを徹底解剖!見分け方から味・価格差の真相まで

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姿が酷似しているヒラマサとブリですが、魚体を細かく観察すると誰でも確実に見分けられる4つの身体的差異が存在します。水揚げ現場や市場の仲卸が瞬時に識別するポイントは以下の通りです。

最も確実な識別ポイントは口角の丸みと形状(上顎主上顎骨の後端)です。口を横から見た際、ブリは上顎の端が鋭角に尖り、角張った「直角」に近い形状をしています。対するヒラマサは、上顎の端が緩やかなカーブを描いて丸みを帯びています。成魚だけでなく幼魚期でも確認できる最も信頼性の高い部位です。

次に確認すべきは、胸ビレと黄色い縦帯の位置関係です。両者ともに体側中央に黄色い一本の縦帯が走っていますが、ブリの胸ビレは黄色い帯から離れた下の位置に配置されています。一方、ヒラマサの胸ビレは黄色い縦帯の上に重なるか、帯のラインに直接触れる位置に生えています。

さらに腹ビレと胸ビレの長さ比率にも差があります。ブリは胸ビレと腹ビレがほぼ同等の長さですが、ヒラマサは腹ビレが胸ビレよりも明らかに長く発達しています。また、全体的な魚体の断面を見ると、ブリが丸々と太い紡錘形(円筒形)をしているのに対し、ヒラマサは体高があり左右から押しつぶされたように平たい(平政の語源)というプロポーションの差も見逃せません。

山口 彩花
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山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。