Q1:製作の途中で集中が切れて席を立ってしまう子どもにはどう対応すべきですか?
A1:2歳児の集中力持続時間は5〜10分程度が自然です。無理に座らせ続けると製作自体に嫌悪感を抱く原因になります。「ここまでできたね、かっこいいね!」と区切りの良いところで一旦切り上げさせ、別の遊びへ誘導しましょう。気が向いた時に続きができるよう、素材を個別トレイに分けて保管しておく配慮が有効です。
Q2:母の日や父の日の製作は、ひとり親家庭や多様な家庭環境にどう配慮すべきですか?
A2:2026年現在の保育指針でも強く推奨されている通り、「母の日」「父の日」という固定的な名称ではなく、「ファミリーデー」「ありがとうの会」など包括的なテーマに置き換える園が主流です。「おうちで一番大好きな人へプレゼントを作ろう」と声かけを行うことで、祖父母や兄弟、保護者全員への温かい感謝の表現へと自然に昇華できます。
Q3:のりや絵の具のベタベタを極端に嫌がり、一切触ろうとしない子への工夫はありますか?
A3:触覚過敏の傾向がある子どもにとって、予期せぬ粘着感や濡れ感は強いストレスとなります。無理に触らせず、柄のついたスタンプ(持ち手付きたんぽ、ローラー)を使わせたり、両面テープを活用して手につかない工夫を施します。保育士が楽しそうに触っている姿を横で見せることで、子どもの警戒心が自然に解けるのを待つ姿勢が大切です。