ネット検索で「百均 毛玉取り」と入力するとサジェストに現れる「穴が開く」という不穏なワード。このトラブルは製品の欠陥だけが原因ではなく、使用時の物理的アプローチに明確な理由が存在します。
電動毛玉取り機の外刃(金属メッシュ)は、衣類を傷つけないガードの役割を果たしていますが、百均の低価格モデルは高価格帯の家電製品に比べて外刃の金属プレートが薄く、柔軟性(しなり)を持ちやすい傾向があります。そのため、本体を生地に強く押し付けるとメッシュが内側にたわみ、内部で高速回転するカッター刃が衣類の編み糸そのものを巻き込んで切断してしまうのです。
さらに、着用したままの状態で毛玉を取ろうとしたり、柔らかいクッションや膝の上で作業したりすると、生地に細かな「シワ」や「たるみ」が生じます。この突起部分がメッシュの穴に深く入り込み、刃と接触して一瞬で穴が開く原因となります。穴あき事故の9割以上は、「平らで硬い台の上に置いていない」「押し付ける圧力が強すぎる」という2つの要因によって引き起こされています。