日常的に使用されるマスクには「不織布」「ウレタン」「布・ガーゼ」など複数の選択肢がありますが、風邪や感染症の予防性能という観点では不織布マスクが持つ高い防御効果が群を抜いています。
不織布マスクの強みは、繊維がランダムに絡み合っている構造に加え、中間層に「静電気(エレクトレット)フィルター」を内蔵している点です。微小粒子が繊維の隙間をすり抜けようとしても、静電気の力で磁石のように吸着します。これにより、通気性を保ちながら極小のウイルス飛沫を99%以上カットする設計が成り立っています。
一方、ウレタンマスクや布マスクは呼吸のしやすさや肌触りの良さに優れるものの、静電気フィルターを持たないため、微粒子に対する捕集効率は不織布に比べて大きく劣ります。咳エチケットとしての大きな飛沫抑制には役立ちますが、人混みや感染リスクが高い場所での風邪予防には、迷わず全国マスク工業会のマークが入った高品質な不織布マスクを選択するのが賢明です。