平成の昼ドラ枠で社会現象を巻き起こした『キッズ・ウォー』シリーズ(TBSテレビ系)は、正義感あふれる少女が理不尽な大人や苛めに立ち向かう爽快な姿を描き、世代を超えた人気を獲得した。昼の時間帯でありながら高視聴率を叩き出した背景には、従来の「子供向け番組」の枠組みを打ち破る、骨太な人間描写と鋭いリアリティがあった。
そして2000年代半ば、従来の学園ドラマの概念を根底から覆したのが、日本テレビ系で放送された『女王の教室』だ。主演の天海祐希が演じた冷酷無比な教師・阿久津真矢と、それに抗い成長していく小学生役の志田未来による鬼気迫る演技合戦は、放送当時、社会的な賛否両論を巻き起こした。教育の本質や厳格な社会構造を児童の目線から一切の妥協なく描いた本作は、視聴者の心に深い痕跡を刻み、テレビドラマ史に燦然と輝く金字塔となった。