天童よしみと飴の関係は、CMの枠を超えてファン文化にまで浸透している。コンサート会場や楽屋への差し入れとして、ファンが「VC-3000のど飴」や類似ののど飴を持参する光景は、もはや定番となっているという。
演歌・歌謡曲のコンサートでは、ファンが演者に花束や手紙を贈る文化が古くから存在する。天童よしみの場合、そこに「飴」が加わった。これは単なる贈り物ではなく、「のどを大切にしてほしい」「これからも歌い続けてほしい」というファンの切実な願いが込められた、極めて実用的な差し入れなのである。実際、天童は公の場で「ファンの方からののど飴は本当にありがたい」と語ったことがあり、その言葉がファンの間で広く共有されている。
ライブ会場では、開演前に飴を口にする観客の姿も少なくない。「天童よしみ ライブ 飴」という検索ワードが示すように、コンサートと飴は切り離せない関係となっている。3時間近い公演を観客として楽しむためには、のど飴が実用的な必需品だからだ。歌手と観客が同じ「飴」を共有するという、演歌コンサートならではの温かい文化がそこにはある。