かつては100人近く存在した直参(二次団体組長)の数は、ここ数年で大幅に減少している。引退や病死、あるいは警察の摘発による長期服役などが相次いだためだ。現在の組織図を見ると、かつて隆盛を誇った名門組織の名が消え、新たな新興勢力がその地位を占めていることがわかる。
特に顕著なのが、組織の「スリム化」と「中央集権化」だ。地方の弱小組織を整理統合し、本家のある関西圏や、資金力のある首都圏の組織への権力集中が進んでいる。これにより、組織全体の意思決定スピードは上がったとされるが、同時に地方の末端組員たちの孤立と困窮を招く結果にもなっている。