近年、インターネット上やシニアコミュニティで「駅のみどりの窓口が次々と閉鎖され、手帳を使うシニア割引が買えなくなった」という不安の声が散見されます。この実態について現場の最新状況を検証します。
JR各社は駅業務の効率化に向けて有人窓口の集約を進めており、主要駅以外では窓口の営業時間が短縮されたり、閉鎖されたりしているのは事実です。しかし、これによりシニア割引が購入不能になったわけではありません。
現在、窓口が廃止された駅にはオペレーターと対話しながらきっぷを購入できる「話せる指定席券売機(JR東日本)」や「みどりの券売機プラス(JR西日本)」が配備されています。券売機のカメラ部分にジパング倶楽部の会員手帳や証明書をかざすことで、遠隔オペレーターが確認を行い、従来の窓口と全く同じ手順で割引割当の手続きが完了します。
ただし、週末や朝夕の混雑時には券売機の呼び出しボタンを押してからオペレーターにつながるまで数分から十数分待たされるケースが報告されています。乗車当日に慌てて購入しようとすると列車に乗り遅れるリスクがあるため、出発日より前に余裕を持って発券しておくのが賢明です。