日本の四季における室温変化は、熱帯性植物であるバナナにとって過酷な環境差を生み出す。季節に応じた保管場所の切り替えが鮮度保持の生命線だ。
【夏のバナナ保存方法(室温25℃以上)】
真夏の室内は追熟速度が極端に上がり、果肉が発酵して酸味を帯びたり、コバエが発生する温床になりやすい。夏場は購入当日であっても、未熟な状態を除き速やかに1本ずつラップやアルミホイルで包んで野菜室へ避難させるのが安全だ。
【冬のバナナ保存場所(室温13℃以下)】
冬場の寒いキッチンや玄関に置いておくと、追熟が完全にストップして甘みが増さないばかりか、皮がくすんで硬いまま傷んでしまう。冬場は人が集まるリビングなど、室温が15℃〜20℃前後に保たれた暖かい場所で追熟させ、食べ頃になってから冷蔵または冷凍へ移行するのが鉄則である。