インターネット上の検索エンジンで「デヴィ夫人 イッテQ」と入力すると、サジェストの上位に「降板理由」や「卒業の真相」といった不穏なキーワードが並びます。こうした憶測が飛び交う最大の背景には、レギュラー放送における出演サイクルの変化があります。かつてのように数ヶ月に1回ペースでコンスタントに海外へ飛んでいた時期と比べ、現在は特番や季節ごとの大型企画に照準を合わせたピンポイントの出演形態へと移行しているため、「最近見かけない=降板したのではないか」という誤解が視聴者の間で自然発生しやすい構造になっています。
過去には週刊誌やネットニュースで、夫人のマネジメント体制の変更や高齢化に伴う保険加入のハードル、あるいは制作現場の若返り方針などが取り沙汰されたこともありました。しかし、日本テレビ側から番組卒業が公式発表された事実は一度もなく、制作関係者の証言ベースでも「デヴィ夫人は番組にとって替えの利かない象徴的なプレミアムゲスト」という位置づけに変わりはありません。番組改編期を乗り越えた最新出演情報においても、新春スペシャルやアワード企画などの要所で堂々たる姿を見せており、実態は「降板」ではなく「超特別顧問としてのマイペースな継続」というのが正確な実状です。
さらに、番組サイドは長時間の長距離移動や極端な温度差があるロケ地を避け、医療班の帯同や休息日の確保など、かつて以上に綿密なロジスティクスを組むことで安全性を担保しています。年齢を理由に一律に切り捨てるのではなく、80代というライフステージに寄り添った制作体制を敷くことで、伝説のタレントと人気番組の幸福なパートナーシップが維持されています。