谷垣禎一の現在とリハビリの今|事故から10年、車椅子で見せた不屈の姿

谷垣禎一の現在とリハビリの今|事故から10年、車椅子で見せた不屈の姿

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谷垣禎一氏の政治キャリアを振り返るとき、際立つのは「泥をかぶる勇気」と「高潔な誠実さ」です。1983年に父・谷垣専一氏の急逝に伴い旧京都2区から衆議院議員に初当選して以来、連続12期当選。科学技術庁長官、金融再生委員会委員長、財務大臣、法務大臣など、政策通として極めて重要な閣僚ポストを歴任しました。

特に歴史的評価が高いのは、2009年の政権交代によって自民党が歴史的大敗を喫した直後に就任した第24代自民党総裁時代です。「下野した自民党」の再建という最も困難な貧乏くじを引き受け、党首として全国を巡る「ふるさと対話集会」を地道に展開。野党時代に当時の民主党・野田佳彦内閣との間で「社会保障と税の一体改革に関する三党合意」を取りまとめ、消費税増税への道筋をつけるなど、国家の大局を見据えた責任野党の姿勢を貫きました。

その後、宏池会の系譜を引く政策集団「有隣会(谷垣グループ)」を率い、温厚篤実な人柄から党内外・与野党を問わず幅広い人望を集めました。2014年には安倍晋三総裁(当時)から懇請されて自民党幹事長に就任。党の舵取り役として盤石の政権運営を支えていた最中に、前述の事故に遭遇することとなったのです。

松本 悠斗
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松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。