チケット販売時に「注釈付指定席」「見切れ席」として案内される座席について、ネット上では「舞台が半分見えないのではないか」「大ハズレ席なのではないか」といった過度な不安の声が見受けられます。しかし、現場での検証を行うと実態は大きく異なります。
シアタークリエにおける主な見切れ発生エリアは、1階席の両サイド極端(1〜2番、21〜22番)や、舞台前方にスピーカー等の機材が配置される特定列の端席です。これらで見切れが生じるのは、主に「舞台奥の同サイド側(上手端なら上手奥のセット裏寄り)」や「壁際袖からの登場シーンの一部」に限られます。舞台中央のメインエリアで展開される芝居や歌唱シーンの大半はしっかりと視界に収まります。
むしろ1階最前列サイドブロックなどは、舞台奥こそ見えづらいものの「花道や舞台端にキャストが立った際の圧倒的な距離の近さ」を享受できるという独自のメリットが存在します。定価より割引された注釈付きチケットや、入手困難な人気公演の追加販売席として購入できる場合、作品の全体像をすでに把握しているリピーターにとっては極めてコストパフォーマンスの高い選択肢となり得ます。