世界遺産の称号は、世界中から観光客を引き寄せる強力な磁石だ。しかし近年、急激に膨らんだ旅行者の波は、現地住民の暮らしを脅かすオーバーツーリズムという深刻な副作用を生み出している。ヴェネツィアにおける日帰り観光客への入場料徴収実験や、人気遺跡での完全予約制導入など、アクセスの制限に踏み切る地域が相次いでいる。
インバウンド観光産業が地域経済を潤す一方で、遺産そのものの摩耗や環境破壊が進んでは元も子もない。「量」の拡大から「質」の保全へ。登録数を競い合うフェーズを越えて、世界遺産という人類共通の宝をいかに次世代へ手つかずのまま引き継げるかという問いに、私たちは直面している。 (出典: 世界 遺産 が 一 番 多い 国(Yahoo!ニュース))
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