デジタル技術の最前線を走る巨大IT企業やゲームパブリッシャーは、毎年この日のために異常な熱量を注ぎ込む。その筆頭格であるGoogleは、過去にも日本語入力の物理的インターフェースや架空の検索技術など、開発チームが本気で構築した無駄に高精度な特設サイトを公開し、世界を呆れさせてきた。技術力の無駄遣いとも言えるその姿勢こそが、ユーザーを魅了してやまない。
一方、ゲーム業界の雄である任天堂も負けてはいない。往年の名作や大人気キャラクターをフィーチャーした予想外のパロディ発表は、ファンの心をくすぐる技術が詰まっている。さらに、国民的RPGとして知られるドラゴンクエストシリーズの限定キャンペーンでは、作品内のグラフィックやドット絵を忠実に再現した「偽の最新作」や特製ミニゲームが突如登場し、長年のファンを唸らせた。本物と見紛うほどのクオリティで展開されるこれらのジョークは、もはや単なる嘘の域を超えたファンサービスと言える。