気象データやコース特性を踏まえた完走への最短ルートは、徹底したペース配分にある。涼しい前半に貯金を作ろうとする焦りは禁物だ。後半の失速を防ぐため、前半5キロは理想のペースよりも1キロあたり10秒から15秒ほど抑え気味に入ることが鉄則とされる。ネガティブスプリット、あるいは極限までブレのないイーブンペースが功を奏する。
さらにランナーを追い詰めるのが、各地点に設けられた厳しい制限時間(関門)だ。特に新川通りの折り返し地点付近にある関門は時間がシビアで、過去にも多くのランナーが涙を呑んできた。厳しい関門を突破し完走を目指すランナー必見の限定情報として、各給水所での頭部や首元の冷却を徹底し、関門通過時刻から逆算した5キロごとのラップ刻みを守り抜くこと。この冷徹な実行力こそが、栄光の完走へと繋がる。