こうした実録スタイルの作品は、現在Netflixなどを通じてグローバルに配信され、世界中の視聴者を恐怖させている。日本の独特な住環境や湿り気のある怪談文化が生み出すホラー映画のジャンルは、海外のファンにとっても刺激的だ。画面越しに広がる日本の静かな住宅街の風景が、一転して恐怖の舞台へと化すギャップが受けている。
一方で、このグローバルなフィーバーは日本の不動産業界にも予期せぬ波紋を広げた。事故物件に対する海外からの関心が高まるにつれ、「格安で借りられるユニークな物件」として面白がる層が現れる一方、物件のブランド価値下落を懸念するオーナー側の苦悩も増している。エンターテインメントの光と、不動産経営の影が交差する瞬間だ。