「朝マズメに釣り場へ立ったのに、自分だけ全くアタリがない」。そんな経験を持つアングラーは少なくない。釣果を分ける決定的な違いは、ポイントに入るタイミングと潮位の変化を計算した時合(時合いの見極めにある。多くの初心者は太陽が顔を出してからキャストを始めるが、本番はその前、空が白み始める前の暗闇からすでに始まっている。
ルアーフィッシングにおいて、刻一刻と変化する光量に合わせたアジャストは必須だ。薄暗い時間帯にはシルエットが際立つグロー系やブラック系のカラーで魚に気付かせ、完全に日が昇ったタイミングでフラッシング効果の高いシルバー系やリアルベイト系へと即座に切り替える。近年ブームが過熱するショアジギングでも、表層からボトムまで手早くサーチできるメタルジグやブレードジグのレンジ攻略が勝負を左右する。潮のヨレや潮目にベイトが溜まるピンポイントを正確に射抜けるかどうかが、隣のアングラーと釣果に圧倒的な差をつけるポイントだ。