ステージ上での凛とした妖艶さとは対照的に、楽屋裏で見せる彼女の素顔はどこまでも温かく、愛らしい。テレビのカメラが回っていないプライベートな時間、彼女はスタッフ一人ひとりに笑顔で声をかけ、故郷・山形の訛りがふと溢れ出るような親しみやすさを見せる。
楽屋に持ち込まれていたのは、地元から取り寄せた温かいお茶と、お気に入りの和菓子。出番直前までストレッチを行いながらも、周りのスタッフを和ませるおちゃめな冗談を口にするなど、緊迫した現場の空気を一瞬で和らげる天性の朗らかさを持っている。飾らない素顔と、舞台での圧倒的な存在感とのギャップこそが、長年彼女を追い続けるファンを虜にして離さない最大の理由なのだろう。