SNSやネット掲示板を観察すると、旧車バイクネットの反応は「羨望」と「阿鼻叫喚のトラブル報告」の二極化が進んでいます。
「納車ツーリングの帰りに高速道路でエンジンから白煙を吹いてレッカーされた」「キャブセッティングが永遠に決まらず、週末は走る時間よりガレージでプラグを磨く時間の方が長い」といったリアルな嘆きは後を絶ちません。現代のバイクのようにセル一発で始動し、いつでも快適に遠出できる乗り物ではないことを痛感させられます。
ここで重要になるのが旧車バイク専門店評判の真贋です。旧車ブームに便乗し、フレームの歪みやエンジンの異音を添加剤で誤魔化して高額販売する悪質なブローカーが一部に存在します。一方で、長年看板を守る優良店は、自社で内燃機加工設備を持ち、納車前にクランクまで割って測定・組み立てを行うため、納車までに半年〜1年待ちとなるケースが普通です。
信頼できるショップは「故障リスクとパーツの欠品リスク」を契約前に執拗なまでに説明してきます。「旧車ですからこれくらい普通ですよ」と整備不良をユーザーの無知に責任転嫁する店舗は、どれほど在庫が豊富でも避けるのが鉄則です。