内側側副靭帯損傷は歩ける?全治期間と手術基準・後遺症リスク徹底解説

内側側副靭帯損傷は歩ける?全治期間と手術基準・後遺症リスク徹底解説

内側側副靭帯損傷は歩ける?全治期間と手術基準・後遺症リスク徹底解説に関する基本知識をわかりやすくまとめました。今すぐチェックことができます。

膝の外反と外旋(外側への捻じれ)が同時に強制された際、内側側副靭帯だけにストレスが集中することは稀です。整形外科のバイオメカニクス研究において「不幸の三徴(Unhappy Triad / オー・ドノヒューの三徴)」と呼ばれる病態があります。これは、前十字靭帯損傷合併症および半月板損傷併発リスクが内側側副靭帯損傷と同時に発生する深刻な複合外傷です。

タックルを受けた際や、ジャンプの着地時に膝が内側に入り爪先が外側を向く「ニーイン・トゥーアウト(Knee-in & Toe-out)」の姿勢をとった瞬間に、内側側副靭帯が破断し、その破断のエネルギーが深層の前十字靭帯、さらには内側・外側の半月板へと波及します。臨床統計では、グレード3の内側側副靭帯断裂を呈した症例のうち、約50〜70%に前十字靭帯や半月板の併発損傷が確認されるという報告が存在します。

単独のMCL損傷であれば手術を回避できる可能性が高いものの、半月板のバケツ柄状断裂による膝のロッキング(関節が挟まって伸びなくなる現象)や前十字靭帯の完全断裂を伴っている場合、保存療法のみでの完治は望めません。徒手検査だけでなく、受傷後速やかにMRI(磁気共鳴画像法)検査を受け、関節内部の軟部組織全体を精査することが不可欠な理由がここにあります。

林 結菜
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林 結菜

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。