Q1:接客中に「お客様は神様だろ!」と怒鳴られた場合、現場はどう切り返すべきですか?
A1:相手の言葉に巻き込まれて「神様ではありません」と反論すると口論に発展します。毅然としたトーンで「当店ではお客様と公平かつ誠実なお取引を心掛けております。しかし、大声を出す・他のお客様のご迷惑となる行為はお控えください。お聞き届けいただけない場合、ご退店をお願いすることになります」と、ルールに基づいた行動制限を伝えるのが鉄則です。
Q2:三波春夫本人は、この言葉が世間で誤解されていることについて生前どう考えていたのですか?
A2:三波春夫自身、この言葉が「クレーマーの自己正当化」や「傲慢な態度の免罪符」として使われている風潮を大変苦々しく思っていました。そのため、著書や晩年の特番インタビューでも「私が言っているのは芸の道の話であって、客が威張るための言葉ではない」と何度も真意を説明し続けました。現在も遺族と事務所(三波クリエイツ)が公式見解を発信し続けているのは、その意志を引き継いでいるためです。
Q3:理不尽な言動を理由に、店側が特定の客を「出禁(入店拒否)」にすることは法律上問題ないのでしょうか?
A3:法的にまったく問題ありません。店舗と客の関係は私法上の「契約」であり、契約締結の自由(民法)の原則に基づき、店側には誰と取引するかを選ぶ権利があります。不当な差別(人種・性別・障害等)に基づく拒否でない限り、業務を著しく妨害するクレーマーや暴言を繰り返す人物に対し、入店を拒否したり契約を解除することは法的に完全に正当な防衛行為です。