開始時期と同じく頭を悩ませるのが、「残暑見舞いはいつまでに届けるべきか」という期限の問題です。結論から言えば、現代の実務や生活習慣においては「8月31日までに相手の手元へ届くこと」が確実なデッドラインとなります。
二十四節気の暦の上では、立秋の次に訪れる節気が「処暑(しょしょ)」です。2026年の処暑は8月23日(日)から9月6日(日)までの期間を指します。「暑さが峠を越えて収まる時期」を意味する処暑の期間内であれば残暑見舞いを出しても失礼には当たらないとする見解もありますが、9月に入って届く「残暑」の文字は、受取手に強烈な違和感を与えます。新学期や新年度の下半期準備が本格化する9月に「残暑お見舞い」が届くと、「出し忘れて慌てて送ってきたのではないか」と勘繰られてしまうリスクが高いためです。
主要な時期区分と適した対応を以下の比較表にまとめました。ご自身の状況に合わせて最適な便りの形式を確認してください。
もし投函が8月28日を過ぎてしまい、相手に届くのが9月にずれ込む懸念がある場合は、「残暑見舞い」の定型はがきを使うのは諦めてください。季節感を「初秋」に切り替えた封書や季節の絵はがきを準備することが、最も失礼のない大人のリカバリー策です。