Q1:猫が飼い主の顔や腕に鼻を押し当ててくるのは濡れすぎと関係がありますか?
A1:鼻先を擦り付ける行為は「アフィリエーション(親愛行動)」や自分のフェロモンを擦り付けるマーキングであり、鼻の濡れすぎとは直接関係ありません。鼻先がひんやり湿っているのは正常な状態ですので安心してください。ただし、押し当てた後に明らかな水滴がベッタリ残るほど濡れている場合は、鼻炎による鼻水過多の兆候がないか観察してください。
Q2:シニア猫になってから鼻が乾いている時間が増えた気がしますが病気ですか?
A2:加齢に伴い代謝が低下し、分泌腺の働きが穏やかになることで、若い頃に比べて鼻が乾燥気味になる傾向はあります。しかし、シニア期は慢性腎不全や甲状腺機能亢進症の発症率が跳ね上がる時期でもあります。水分摂取量の増加(多飲多尿)や毛並みのパサつき、体重減少を伴う乾燥の場合は、脱水が進行している危険信号ですので血液検査を受けてください。
Q3:猫風邪の初期に家庭でできる最も効果的な応急ケアは何ですか?
A3:第一に部屋の湿度を60%程度まで上げること、第二にフードを電子レンジ等で人肌(38℃前後)に温めて匂いを立たせることです。猫は鼻が利かないと食欲を完全に失います。加温によって匂いを強調し栄養摂取を維持させつつ、濡れタオルや清拭用ガーゼで鼻周りの固まった分泌液を優しくふき取ってください。その後、躊躇せず翌診療日に受診するのが鉄則です。