伊藤博文の千円札の現在価値は?数十万に化けるレア番号と最新買取相場

伊藤博文の千円札の現在価値は?数十万に化けるレア番号と最新買取相場

伊藤博文の千円札の現在価値は?数十万に化けるレア番号と最新買取相場について専門的な視点から解説いたします。最新の情報をご覧ください。

記番号の違いを遥かに凌駕する天文学的な価格がつくのが、国立印刷局の超精密な自動・目視検査を奇跡的にすり抜けて市中に出てしまった「エラー紙幣」です。現代の印刷技術は極めて高度ですが、昭和の大量印刷時代にはごく稀に人為的・機械的トラブルによる規格外品が混入しました。

なかでも最も有名なのが「福耳(ふくみみ)」と呼ばれる裁断エラーです。紙幣を大きな原反(大きなシート)から1枚ずつ切り分ける際、紙の端が内側に折れ曲がったまま裁断機を通り、流通後に折れ目が開くことで、余分な耳のような紙片が角から飛び出してしまう現象を指します。この福耳がついた伊藤博文千円札は、状態が良ければ50万円から150万円以上で落札された実例がいくつも存在します。

ほかにも、印刷インクが裏側に染み出して肖像が透けて見える「裏写りエラー」や、記番号の数字が上下にズレている「記番号ズレ」、表裏の印刷位置が激しく偏っている「印刷ズレ」などがあります。これらは「製造工程における公式の失敗作」であり、人為的に複製できないオンリーワンの骨董価値を持つため、目ざといバイヤーやコレクターが血眼になって探す対象となっているのです。

山下 哲也
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山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。