タウンズヴィルを救う主役3人組は、単なる役割分担を超えた緻密なパーソナリティ設計が施されている。リーダー格のブロッサム(ピンク)は、「すべてを計画通りに進めたい」優等生気質。彼女特有の氷の息(アイスブレス)は、感情の昂ぶりを抑え込む知性を象徴するかのようだ。だが、完璧主義が行き過ぎてパニックに陥る脆さこそが、彼女を人間味あふれるリーダーに仕立て上げている。
天真爛漫なバブルス(水色)をただの泣き虫と侮る者は、彼女の真の恐ろしさを知らない。あらゆる言語を理解し動物と心を通わせる能力を持つ一方で、限界を超えて激怒した際の戦闘力はチーム随一。超音波ボイスで街角のガラスを粉砕し、容赦なく敵をねじ伏せる二面性は、初期スケッチの段階から計算されたギャップの妙と言える。
そして武闘派バターカップ(黄緑)。「まず殴り、質問は後回し」を地で行く彼女は、チームの切り込み隊長だ。突出した肉体強度と好戦的な性格の裏で、実は「舌を丸めること」しか特殊な隠し芸がないというコミカルな劣等感を抱えるエピソードなど、タフガイの内に秘めた愛嬌がファンの心を掴んで離さない。