かつて歓楽街や幹線道路沿いで夜渡る人々の胃袋を支えた24時間営業のスタイルは、近年の労務環境の変化によって見直しを迫られてきた。しかし、夜勤明けの医療従事者やトラックドライバー、あるいは深夜まで働くクリエイターにとって、深夜に暖簾が掲げられている安心感は何物にも代えがたい。
2026年の今、完全な24時間営業を維持する店舗もあれば、夜間限定のセルフオペレーションを一部導入するなど、持続可能な新たな営業形態へと舵を切る店も増えた。灯りが消えがちな夜の街で、赤々と輝く看板は都市のインフラとしての役割を静かに果たし続けている。