アプリがフリーズして画面操作を受け付けず、通常のシャットダウンバーすらスライドできない事態に陥った場合、通常の電源オフ手順は機能しない。このような極限状態を突破するために設計されているのが「強制再起動(ハードリセット)」の機能だ。最新機種を含むFace ID搭載モデルでは、音量上げるボタンを瞬時に押し、すぐに音量下げるボタンを瞬時に押し、最後にサイドボタンを画面が真っ暗になりAppleロゴが表示されるまで押し続けるという3ステップの手順を踏む。
この緊急コマンドはシステムソフトウェアが応答を停止した状態でも、基板レベルで強制的に電源リセットをかける仕組みになっている。ボタンが物理的にめり込んでしまった場合や、タッチパネル全体が反応しなくなった緊急時には、この操作が唯一の突破口となる。データを破損させずに安全に再起動を完了させるための必須テクニックだ。