全米が固唾をのんで見守るなか、ファンが待ち望んだ特大のアーチがついに飛び出しました。カウント2ボール1ストライクからの4球目、真ん中高めに投じられた直球をフルスイングすると、放たれた白球は凄まじい轟音とともにスタンドへ消えていきました。
スタットキャストによる計測データでは、打球速度が時速116マイル(約186.7キロ)、飛距離は445フィート(約135.6メートル)を記録。打った瞬間に相手野手が一歩も動けない完璧な確信歩きに、ドジャー・スタジアムのスタンドは総立ちとなりました。
大谷翔平のホームラン速報が駆け巡るたび、その規格外のパワーがクローズアップされますが、今回の打球はインコースの難しい球を腕を畳んで捉えた技術の結晶です。力任せではなく、技術とフィジカルが高次元で融合した一発に、解説陣も手放しで絶賛の言葉を贈っています。