もし「ブックの管理」に目的のファイルが見当たらない場合、第二の手段としてシステム内の隠し領域を直接捜索する手法へ移行する。作業中のアプリケーションは、事故に備えてディスク上に一時ファイル (.tmp) と呼ばれる中間データを随時書き出しているからだ。
Windows環境であれば、エクスプローラーのアドレスバーに「%localappdata%\Microsoft\Office\UnsavedFiles」と直接入力して検索を実行する。あるいは「AppData\Local\Temp」配下のフォルダを更新日時順にソートし、作業を行っていた時間帯に生成された一時ファイル (.tmp) を探し出すのだ。見つかったファイルの拡張子を「.xlsx」へと手動で書き換えることで、消滅したと思われたシートが正常に開くケースが多々ある。まさにシステム深部に眠る隠しフォルダからの救出劇と言える。