絶対にランチで後悔したくない読者のために、編集部が足で稼いだ「今食べるべき確実な選択肢」を惜しみなく提示したい。郡山の昼を語る上で外せないのは、観光客で賑わう表通りから離れた場所で、地元住民がひっそりと列を作る知られざる実力店だ。
例えば、市街地西側の住宅街に佇む定食処では、毎朝市場で仕入れる鮮魚と自家製味噌の豚汁が盆を埋め尽くす。ご飯のお代わりが止まらない。一方、郡山駅前エリアに目を向ければ、忙しい合間を縫って駆け込むビジネスパーソンを唸らせる手打ち蕎麦や、老舗洋食店が提供するデミグラスソースたっぷりのハンバーグが待っている。派手な看板はなくとも、ひと口運べば素材への誠実さが舌の上に広がる。これこそが、地元客が何世代にもわたって通い続ける最大の理由である。