ファンの間で長年注目されてきたのが、加橋かつみの愛娘の動向だ。美意識の塊である父親の血を引き、「音楽芸能界でデビューするのではないか」「すでにアートやクリエイティブの世界で活動しているのではないか」といった憶測が飛び交っていた。
長年彼らを知る音楽関係者は、その素顔について次のように明かす。「お父さん譲りの研ぎ澄まされた感性と優れた美意識を持っていらっしゃるのは確かです。実際に過去、表現の世界に関心を持った時期もあったようですが、安易に親の七光りを利用して表舞台に出るような選択は一切しませんでした。現在は自らの力で選んだ専門的な分野でしっかりと地に足をつけ、充実した日々を送っています」。
過度なメディア露出を避け、一人の自立した女性として生きる娘の姿。加橋自身も娘のプライバシーを最優先に考え、メディアからの執拗な詮索から家族を厳格に守り抜いてきた。過剰なプレッシャーを与えることなく、個人の意思を尊重する教育方針。そこには、激動の芸能界の光と影を誰よりも深く知る父親ならではの深い慈愛が滲み出ている。