林家三平の卒業後、2026年1月から新メンバーとして加入したのが桂宮治でした。宮治は抜擢直後から爆発的な声量と圧倒的な表情筋、先輩メンバーにも物怖じせず噛みつくアグレッシブな芸風で、番組に新たな風を吹き込みました。
宮治の加入による番組の盛り上がりを見て、一部では三平時代との比較論が再燃することもありました。しかし、宮治の起用が成功したのは、三平が「笑点における若返り」のハードルを一段引き下げ、番組全体の世代交代の道筋を切り開いた土台があったからこそでもあります。
タイプが全く異なる噺家同士でありながら、三平が身を引いたことで宮治という新たなスターが生まれ、『笑点』という番組が半世紀以上の歴史をさらに未来へ繋ぐ契機となったのは紛れもない事実です。