2026年4月入園を目指す保活において、スケジュール管理の遅れは命取りとなります。各自治体における2026年保育園申込み締め切りは、前年(2026年)の10月下旬から11月下旬に設定されるのが通例です。年明けに動き始めても、1次募集の締め切りには到底間に合いません。
とりわけ把握しておくべきは、0歳児と1歳児の空き状況の構造的な違いです。多くの認可保育所において、最も新規募集枠が大きく入りやすいのは「0歳児クラス」です。1歳児クラスになると、前年の0歳児がそのまま進級(持ち上がり)するため、新規の募集枠は数名程度にまで激減します。1歳児での入園希望者が集中するエリアでは、倍率が5倍から10倍以上に跳ね上がるケースも珍しくありません。
年間を通じた標準的な保活進行ルートは次の通りです。
- 4月〜8月(情報収集・見学開始):自治体窓口で前年度のボーダーライン点数を確認。希望園リストを作成し、順次見学予約を実施。
- 9月〜10月(申請書類の収集と認可外確保):就労証明書を勤務先に依頼。認可外保育施設や企業主導型保育所の単願・併願予約を確定。
- 10月下旬〜11月(1次申込み締切):希望順位を精緻にシミュレーションして自治体へ出願。
- 翌年1月下旬〜2月上旬(1次結果発表):内定または不承諾通知の受取。
- 2月上旬〜中旬(2次募集申込み):不承諾の場合は即座に空き枠のある園へ2次出願。同時に認可外の確保へ奔走。
- 4月(入園・慣らし保育):復職に向けた実生活の移行期間。
2026年度の選考においては、国の育児休業給付金延長制度の審査厳格化(正当な理由のない「落選狙い」の排除)が定着しており、申請時には真水の実需が反映された高精度な競争が行われています。