現場での人間関係や顧客対応において、最低限の言葉遣いができるかどうかは採用の合否を大きく左右する。漢字の読み書きはもちろん、間違えやすい敬語の言い換え問題が頻出する傾向にある。
【実戦例題1:間違えやすい敬語の訂正】
次の文章の下線部のうち、不適切な敬語表現を正しい形に直しなさい。
「お客様がお越しになられましたら、応接室へご案内してください。」
【解法・解答】
「お越しになる」自体が尊敬語のため、「〜られる」をつけると二重敬語になる。正しくは「お越しになりましたら」。
また、「ご案内してください」は身内に対する指示として不自然であり、社内マナーとしては「ご案内してください」ではなく「ご案内してください」を「ご案内をお願いします」や「ご案内してください」の丁寧な形に改める。
正解:「お越しになりましたら」「ご案内してください(または『ご案内をお願いします』)」
【実戦例題2:漢字の読み書きとビジネス用語】
以下の( )に入る適切な漢字を答えなさい。
・新商品の(シコウ)品を配る → 試作品 / 試好品? 正解:試好・試考ではなく「試向・試用・試食」など文脈に応じた漢字(ここでは「試供品」)
・請求書を(ハッコウ)する → 正解:発行
敬語は普段から口に出して使っていないと本番で迷いが生じる。謙譲語・尊敬語・丁寧語の3区分の整理を怠ってはならない。