少子化が一段と加速するなかで、高等教育産業は大きな転換期を迎えている。生き残りをかけた大学間の競争は激しさを増しており、最寄り駅からのアクセス改善や、最先端設備を備えた新校舎の建設が相次いでいる。
特に神奈川県内の大学群は、都心への近さと広大な敷地を活かした独自展開を強みとしてきた。研究開発の場を企業との共同ラボとして開放したり、地域社会の課題解決に学生が直接関わるPBL(課題解決型学習)を標準化したりと、単なる知識伝達にとどまらない「体験型教育」へのシフトが鮮明だ。このようなインフラと教育内容の刷新が、結果として卒業生のアウトプット品質を高めている。