駅を降りて歩を進めると、横浜を代表する歴史あるショッピングストリート、イセザキモールが現れる。ここは日本のポピュラー音楽史において、極めて象徴的な意味を持つ場所でもある。若き日のゆずが伊勢佐木町の旧松坂屋前で路上ライブを重ね、全国区のアーティストへと羽ばたいていったストーリーは今や語り草だ。
また、昭和歌謡の金字塔として名高い『伊勢佐木町ブルース』を歌い上げた青江三奈の歌碑が設置されており、設置されたボタンを押せば、あのハスキーで甘い歌声とメロディが通りに響きわたる。時代が令和へ移り変わろうとも、この街に息づく音楽カルチャーの根底は決して揺らぐことがない。