自律神経と腸の関係を長年研究している順天堂大学医学部の小林弘幸教授(消化器病学)は、腸の動きが自律神経のバランスに直結していると指摘する。ストレスや過労で副交感神経の働きが低下すると、腸の動きは途端に停滞してしまう。つまり、頑固な便秘を根本からリセットするには、食材選びと同時に自律神経を優位にする工夫が不可欠なのだ。
小林教授の知見を踏まえるなら、コンビニでの買い物では「温かいスープ」や「ホットお茶」を一緒に選ぶのが賢明だ。冷たい飲料を一気に飲むと胃腸の血管が収縮し、腸の動きが鈍くなることがある。あたたかい味噌汁や具だくさんスープで胃腸を内側から温め、リラックス状態を作り出すことが、スムーズな排便への近道となる。