ヒカルの企みの歴史を振り返る上で欠かせないのが、かつて日本中を騒然とさせた「リアルカイジGP」に代表される高額賞金型コンテンツだ。大金を賭けたヒリヒリするような真剣勝負は、視聴者の欲望とスリルを直撃した。この圧倒的なスケール感へのこだわりは、彼のコンテンツ制作における核となっている。
そして今、その視線は巨大グローバル資本が蠢くNetflixなどの世界的ストリーミングサービスへと向けられている。地上波テレビや従来のネット動画の領域を超え、国際的なエンターテインメントの舞台へと進出を遂げる可能性がリアルな現実味を帯びてきた。圧倒的な予算感と独自の演出美学が融合したとき、世界規模の仕掛けが誕生することになる。