「笑ってしまう病」に対する世間の認識を変えるきっかけとなったのが、メディアでの描写だ。世界的な大ヒットを記録した映画『ジョーカー』では、主人公がストレスや恐怖を感じると自分の意思に反して笑い出してしまう架空の障害が印象的に描かれ、大きな話題を呼んだ。
また、Netflixのドキュメンタリー番組やNHKの健康情報特集などでも、感情と表情が解離する当事者の苦悩が相次いで取り上げられている。エンターテインメントや報道を通じて「ふざけているのではなく病理的な現象である」という理解が社会全体に広がりつつある。