もし納豆を食べた後に不快な胃もたれや胃痛を感じてしまった場合、まずは胃を物理的に休めるファーストエイドが求められます。直後に慌てて別の食事を流し込んだり、冷たい水を一気飲みしたりするのは逆効果です。
まずは体温程度のぬるま湯や白湯を少しずつ口に含み、胃の中の濃度を優しく薄めましょう。ベルトや衣服の締め付けを緩め、右側を下にして横になると、胃の出口(幽門)の構造上、内容物がスムーズに十二指腸へ移動しやすくなります。
不快感が続く場合に市販薬を活用する際は、自身の症状に合わせた成分の選定が大切です。
- 胃が重く、消化が進んでいない感覚がある時:「ビオヂアスターゼ」や「タカヂアスターゼ」などの総合消化酵素薬が適しています。
- キリキリとした痛みや酸っぱい液が上がってくる時:胃酸の分泌を抑えるH2ブロッカー薬や、胃粘膜を保護・修復する「テプレノン」配合薬が有効です。
- 胃腸全体が張って苦しい時:生薬配合の健胃消化薬を選び、胃の蠕動運動を自然に整えましょう。
痛みが激しい場合や、吐き気・発熱・発疹を伴う場合は、自己判断での服薬を続けず、速やかに消化器内科を受診してください。