「節分といえば2月3日」という固定観念を持つ方は少なくありません。しかし、2026年の節分は「2月2日(日曜日)」となります。節分の日程が動くのは、2026年(この時も2月2日)以来4年ぶりの出来事です。
なぜ節分の日付が前後にズレるのでしょうか。その答えは「地球の公転周期」と国立天文台が算出する「二十四節気(にじゅうしせっき)」の定義にあります。
節分とは文字通り「季節を分ける日」であり、暦の上で春が始まる日である「立春(りっしゅん)」の前日を指します。つまり、立春の日付が決まらなければ節分の日付も決まりません。
地球が太陽の周りを1周する公転周期は、正確には「365日」ピッタリではなく、「約365日5時間48分46秒(約365.2422日)」かかります。毎年約6時間弱の余りが生じるため、4年に1度の「うるう年(2月29日)」で調整を行いますが、それでもわずかな端数のズレが累積していきます。
国立天文台の暦計算室の発表データによると、太陽黄経が315度となる「立春の瞬間」が2026年は「2月3日 23時10分」となります。立春の日が2月3日になるため、その前日である「節分」は必然的に2月2日へとスライドするわけです。カレンダーの刷り込みによって勘違いしやすいポイントですので、買い出しや行事の計画には細心の注意が必要です。