Q1:独身女性や同性カップルでも日本国内で安全に精子提供を受けられますか?
A1:日本国内の大学病院等の公的医療機関では法律婚夫婦に限定されていますが、海外の公認精子バンク(クリオス等)と正式に提携している国内の民間クリニックを受診することで、独身女性や同性カップルでも安全な医療管理下で人工授精や体外受精を受けることが可能です。
Q2:SNSで「無償ボランティア」を謳うドナーなら安全ですか?
A2:極めて危険です。善意を装った性加害目的の人物、経歴・病歴の詐称、感染症の蔓延など多くの被害が報告されています。民事上の親子関係トラブルを私的契約で防ぐことも不可能なため、利用は避けるべきです。
Q3:精子バンクを利用する場合の費用総額はどのくらいかかりますか?
A3:海外精子バンクを利用して国内提携医療機関で治療を受ける場合、精子サンプルの購入・輸送費で1回あたり約15万〜30万円、医療機関での検査・人工授精手技料で約3万〜10万円がかかります。体外受精へステップアップする場合はさらに数十万円の費用が発生します。
Q4:生まれてきた子どもがドナーを知る権利(出自を知る権利)はどうなりますか?
A4:公認精子バンクでは、子どもが18歳(成人)に達した際にドナーの個人情報を開示する「ID公開ドナー」と「非公開ドナー」を選択できます。近年は子どもの自己同一性確立の観点から、ID公開ドナーを選ぶ利用者が世界的に主流となっています。