彼を語る上で避けて通れないシンボル、それが三角コーンだ。Amazonのほしい物リストを公開した際、ファンや面白半分のネットユーザーから大量のカラーコーンが自宅に送られてきた出来事は、ネット史に残る語り草となっている。通常であれば困惑し放置されるであろうこの事態を、彼は逆手にとった。
コメンテーターやファンを巻き込んだ壮大なシュールリアリズムとして昇華させ、自らのアイコンへと仕立て上げたのだ。これは単なる偶発的なラッキーではない。読者が「突っ込みたくなる余白」をあえて設計し、コメディ漫画としての面白さをリアルタイムのドキュメンタリーに変換する高度な演出能力によるものだ。三角コーンは単なるプラスチックの円錐ではなく、視聴者参加型エンターテインメントのシンボルとして今なお機能し続けている。