一般市民のリーガルリテラシー向上には、Webメディアやエンターテインメントの果たす役割も大きい。国内最大級の法律相談ポータルサイトである弁護士ドットコムには、過去の多様なトラブル事例と専門家の回答が蓄積されており、トラブルに直面した個人が類似ケースを調べる辞書として機能している。
また、テレビや配信サービスで人気を集める法務・法廷ドラマの影響も見逃せない。劇中でわかりやすく描かれる訴訟手続きや交渉のプロセスは、観る者に「裁判は限られた特別な人のものではない」という実感を強く与えている。
泣き寝入りを選択するのではなく、身近な情報と手続を駆使して自ら正当な権利を主張するスタイルは、現代の新しいトラブル解決のあり方として定着しつつある。