国内の大気環境を監視する環境省は、PM2.5の1日平均値が一定基準(35μg/m³)を超過すると予想される場合、注意喚起を発令する体制を整えている。高濃度の日には、屋外での激しい運動を控えるだけでなく、衣服への付着を防ぐ防護策が強く推奨される。
テレビやWebメディアで活躍する多くの気象予報士も、高気圧の覆い方や上空の風向きから飛散量を予測し、連日のように外干しの自粛を呼びかけている。「日差しが強く洗濯日和に見える日ほど、大気が停滞して微粒子が地上付近に溜まりやすい」と専門家は指摘する。無防備に干した衣服を着用することは、一日中汚染物質を身に纏い、呼吸器や肌を刺激し続ける結果を招くのだ。