片付けの判断において、日付以上に優先すべきは「天気」です。濡れた布地をそのまま湿気と一緒に押し入れへ放り込めば、数ヶ月後には黒カビの巣窟と化します。雨が降ったら即座に室内へ退避させるのが鉄則。雨水に含まれる大気中の汚れや酸性雨成分は、染料の退色や生地の痛みを急激に進行させます。
片付けを確定させる日は、最低でも前日と当日の2日間連続で「カラッと晴れた乾燥した日」を選んでください。湿気が残った状態で畳むと、繊維の奥でカビの胞子が繁殖し、翌年取り出した時に異臭や斑点状の変色を引き起こします。天候の見極めこそが、最大の保守作業と言えます。