彼のファイトスタイルを目にした関係者の多くが口にするのが、かつて世界中を震撼させた伝説のファイター、ブアカーオ・バンチャメークの面影だ。ブアカーオが見せた圧倒的な威圧感と、相手を仕留めきる怒涛のラッシュ。青木のファイトスタイルには、その伝説を彷彿とさせる獰猛さと計算し尽くされた戦略が同居している。
ローキックで足を削り、相手の意識が下に向いた瞬間に繰り出される縦肘。その緩急と破壊力は、相手選手にとって恐怖以外の何物でもない。伝説の領域に一歩ずつ近づく彼の進化は、立ち技格闘技界に新たな時代が訪れたことを予感させる。