単なる「天才卓球少女」の枠にとどまらず、福原さんは日本卓球界の歴史を次々と塗り替えていきました。10歳でプロ宣言を行い、全日本選手権の最年少出場記録を樹立。中学生で日本代表入りを果たすと、名実ともに日本の絶対的エースへと成長を遂げます。
オリンピックの舞台には、2004年のアテネ大会から4大会連続で出場。とりわけ日本中を熱狂させたのが、石川佳純選手、平野早矢香選手とともに挑んだ2012年ロンドン五輪での女子団体銀メダル獲得でした。これは日本卓球界にとって史上初となる五輪メダル獲得の快挙であり、幼少期から彼女を見守ってきた全国民が歓喜に沸いた瞬間でした。
続く2016年リオデジャネイロ五輪でもキャプテンとしてチームを牽引し、団体銅メダルを獲得。現役生活を通じて残した功績は、現在の日本卓球界の黄金期を築く強固な礎となりました。